生はちみつの「非加熱」と「非ろ過」とは?

生はちみつとは、非加熱、非ろ過のはちみつのことを言います。つまり、熱が加えられていない、ろ過されていない、はちみつと言うことです。

生はちみつは、加熱されればされるほど、栄養が失われていきます。また、ろ過するフィルターが細かくなればなるほど、栄養が失われていきます。そして、生はちみつ本来の色、味、香りも失われてしまいます。

生はちみつの「非加熱」とは?

生はちみつの加熱処理については、大きく分けて3タイプあります。

クローバー タイプA:まったく熱が加えられていないもの。
クローバー タイプB:46度以下の低温の熱が加えられたもの。
クローバー タイプC:高温の熱が加えられたもの。

タイプAは、蜂の巣箱からとったままの、まさに天然の生はちみつと言えます。

タイプBは、低温殺菌といわれ、生はちみつに含まれる栄養が失われないよう配慮されつつ、人の体に悪さをする可能性がある菌を殺すために行われます。低温の熱が加わってはいますが、このタイプのものも、生はちみつとして、出回っています。

タイプCは、大量生産を目的とした、人工的に作られた、はちみつと言えます。このタイプは、もはや、生はちみつとは言えません。

はちみつに含まれる栄養状態を比較すると、A>B>Cとなります。つまり、熱が加われば加わるほど、量産はできますが、大切な栄養は、どんどん失われていくことになります

生はちみつの「非ろ過」とは?

生はちみつのフィルター処理についても、大きく分けて3タイプあります。

クローバー タイプA:まったく何のフィルターもかけられていないもの。
クローバー タイプB:目が粗いフィルターにかけられたもの。
クローバー タイプC:目が細かいフィルターにかけられたもの。

タイプAは、蜂の巣箱からとったままの、まさに天然の生はちみつと言えます。蜜蝋ですとか、花粉ですとか、ロイヤルゼリーなどが含まれています。さらに、このタイプには、蜂の脚だったり、幼虫だったり、蜂の毒などが混ざっているものもあります。栄養満点ではありますが、見た目、舌ざわり、香りなどから、万人受けはしないかもしれません。

タイプBは、良質な栄養素を含んだ、蜂の花粉であるビーポーレンや、蜂の巣を抗菌して守るプロポリスなどは、できるだけ自然なまま残そうとするものです。そして、蜜蝋などの舌ざわりが悪いものは、きちんと取りのぞくよう、最小限のフィルター処理が行われています。

タイプCは、見た目を均一に整えたり、はちみつの結晶化(固まってしまうこと)を防ぐために行われます。花粉が入っていると、結晶化が起こりやすくなるため、非常に細かいフィルターでろ過されます。見た目も美しく、舌ざわりもなめらかな、はちみつの方が、万人受けしますからね。はちみつの結晶化については、以下の記事をどうぞ。
icon-arrow-right 生はちみつを食べる前に知っておきたい基礎知識
 結晶化した生はちみつはどうしたらいい?栄養を壊さない湯煎の方法

はちみつに含まれる栄養状態を比較すると、A>B>Cとなります。つまり、フィルターが細かくなればなるほど、見た目や舌ざわりはよくなりますが、大切な栄養は、どんどん失われていくことになります

危険・警告 (!) 生はちみつは、加熱の度合い、ろ過の度合いによって、いろいろなグレードに分かれます。どのグレードがよいとか、悪いとかいうことではありませんよ。私は、何にどうやって使うのか、自分が満足する部分はどこなのかを考えて、選択するようにしています。

まとめ

メモ 生はちみつは、熱が加われば加わるほど、栄養が失われていく。
メモ 生はちみつは、ろ過するためのフィルターが細かくなればなるほど、栄養が失われていく。

カメラ トップにある写真は、「はちみつ美術館」さんの生はちみつです。それぞれの生はちみつについての感想は、以下のリンクからどうぞ。
icon-arrow-right 実際にどんな味がするの?

 

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